狭間直樹 編 京都大学学術出版会 2001年2月 vii + 450頁 定価:5,200円
桑山 正進 | 序 |
実行委員会 | 序文 |
狭間 直樹 | 中国近代における帝国主義と国民国家――日本のアジア主義との関連において |
石川 禎浩 | 近代東アジア”文明”圏の成立とその共通言語――梁啓超における「人種」を中心に |
マリアンヌ=バスチド-ブルギエール | 時間解釈と日本の影響――中国近代における過去・現在・未来の概念 |
ジョシュア・フォーゲル | 中国における伝統の創造と日本の貢献――崔述の場合 |
王 暁秋 | 京師大学堂と日本 |
フェデリコ・マジーニ | 宣教師が中国語に与えた影響について |
荒川 清秀 | 近代中国語成立における日本語の役割――地理学用語を中心に |
高田 時雄 | トマス・ウェイドと北京官話の勝利 |
内田 慶市 | 欧米人の学んだ中国語――ロバート・トームの『意拾喩言』を中心に |
金 文京 | 兪藷Cの文芸観 |
斎藤 希史 | 「近代文学」への認識と実践――梁啓超とその周辺 |
駱 玉明 | 古典と現代の間――胡適・周作人の中国新文学の起源説とその問題点 |
藤井 省三 | 香港アイデンティティの形成と李碧華文学 |
井波 陵一 | 王国維の国学――記憶よ,語れ |
平田 昌司/td> | 恋する陳寅恪――中国近代学術にとっての“異性” |
坂元ひろ子 | 章炳麟における伝統の創造 |
桑 兵 | 東方考古学協会について |
蘇 精 | 西方印刷術が中国に伝来した経緯と影響 |
杜 石然 | 西学の伝来と明清期の学術思想 |
馮 錦栄 | 中国知識人の西洋測量学研究――明末から清末における |
真柳 誠 | 近代中国伝統医学と日本――民国時代における日本医書の影響 |
武田 時昌 | 明治期の洋算と和算 |
付録:プログラム
執筆者・コメンテイター・翻訳者・討論者・準備委員一覧
英文要旨
索 引