京都大学人文科学研究所社会人類学部門の五〇年 2010年10月10日発行
目次
巻頭のことば
歴代所員
若手養成機関なき三三年 |
谷 泰 |
梅棹研究室・一九六五~七一年 |
石毛 直道 |
見果てぬ夢を―京都大学人文科学研究所と探検部 |
松原 正毅 |
共同研究班
今西研究班と照葉樹林文化論 |
佐々木 高明 |
京都大学アフリカ研究の礎―人文科学研究所時代 |
端 信行 |
ユーラシア遠征の旅 |
阪本 寧男 |
コミュニケーション論通史 |
菅原 和孝 |
外国人研究員
歴代所員
伝統とリズムにのって―一九九〇年以後の共同研究のあゆみ |
田中 雅一 |
人類学と地域研究―人文研で学んだこと |
田辺 明夫 |
転換期の「知的生産者たちの現場」の目撃者=当事者として |
小牧 幸代 |
共同研究班
民族誌記述の転換点に立ち会う |
吉田 憲司 |
生の土台につながる対抗知を養う場 |
青木 恵理子 |
「植民地主義と人類学」研究班のこと |
山路 勝彦 |
外国人研究員
晴「行」雨読の日々―人文研と修学院の八ヶ月 |
ティモシー・ツー |
人文研の懐の深さ |
サビーネ・フリューシュティック |
創設五〇周年記念シンポジウム
京都から考える―京大人類学の二つのオリジン |
菊地 暁 |
辺境から考える―知識共有の手段としてのエクスぺディション |
飯田 卓 |
身体から考える |
佐藤 知久 |
専門を横断して考える |
河合 香吏 |
コメント・総合討論 |
司会・田中 雅一・田辺 明生 |
人文科学研究所社会人類学部門年表
あとがき
コラム 記録をたどる
- ポナペ島学術調査[1941年]
- 内蒙古調査[1938~46年]
- 「近衛ロンド」今西錦司講演メモ[1965年]
- 日本人類学会・日本民族学会連合大会[1951年]
- カラコラム・ヒンズークシ学術調査[1961~68年]
- アフリカ(類人猿)学術調査[1961~68年]
- ヨーロッパ学術調査[1967~72年]