絵画修復への寄付

東日本大震災への対応

高階 絵里加 教授 – Professor TAKASHINA, Erika 業績

著書

  • 2000 『異界の海―芳翠・清輝・天心における西洋―』 三好企画

論文等

  • 2008 「栖鳳と絵画の革新」 丸山宏・伊従勉・高木博志編『みやこの近代』 思文閣出版 pp.122-128.
  • 2007 「花を詠う、花を描く―文学・美術の中の花―」 『人はなぜ花を愛でるのか』 八坂書房 pp.157-193.
  • 2007 『日本近代美術における「和」と「洋」の諸問題』 科研費成果報告書「基盤研究(C)16520078」 p.163.
  • 2006 「須田剋太の「縄文記号」をめぐって」 『美術史家、大いに笑う――河野元昭先生のための日本美術史論集』 ブリュッケ pp.31-46.
  • 2006 「フランスから来た「日本」―『蜻蛉集』挿絵について―」 『日仏交感の近代』 京都大学学術出版会 pp.184-204.
  • 2005 「日本で裸体を描く―美術と身体―」 菊地暁編『身体論のすすめ』 丸善 pp.30-43.
  • 2004 「西洋美術における異邦人表現の伝統―〈東方三博士の礼拝〉図像をめぐって―」 『「人種」の概念と実在性をめぐる学際的基礎研究(第一部)』平成13年度~平成15年度科研報告書(代表者 竹沢泰子) pp.139-165.
  • 2003 「ドガとイタリア」 『美術フォーラム21』第9号 pp.35-39.
  • 2003 「フランスへ渡った日本―川村清雄の《建国》について―」 『人文学報』第89号 pp.1-43.
  • 2002 「明治30年代の日本絵画における大気・空間表現―栖鳳・大観と西洋絵画―」 『美術フォーラム21』第7号 pp.124-129.
  • 1998 「山本芳翠の沖縄訪問に関する一試論」 『美術史』第144冊 pp.141-151.
  • 1997 「異種交配の海――山本芳翠《浦島》をめぐって――」 『近代画説5』 pp.49-72.
  • 1997 「パリ時代の山本芳翠[資料編]」 『近代画説6』 pp.53-75.
  • 1996 「黒田清輝の岡倉天心像――《智感情》の主題と成立をめぐって――」『美術史』第139冊 pp.31-43.
  • 1995 「パリ時代の山本芳翠」 『近代画説4』 pp.42-71.
  • 1995 Un décor japonais en bretagne Revue de L’Art n.109 pp.60-62.
  • 1993 「十九世紀の絵画における芸術家のイメージ」(要旨) 『日仏美術学会会報』第12号 pp.60-61.
  • 1993 「山本芳翠《十二支》についての一試論」 『近代画説2』 pp.52-74.

主要翻訳書・翻訳論文

  • 2005 高階絵里加 「黒田清輝の岡倉天心像-―《智・感・情》の主題と成立をめぐって―」 『美術史論壇』第20号 韓国美術研究所(韓国語) pp.225-251.
  • 2003 サルヴァトーレ・セッティス 「カラヴァッジォの《聖マタイのお召し》」 『第31回美術講演会講演禄』 鹿島美術財団
  • 2003 カーラ・ラックマン 『モネ』 岩波書店
  • 2001 モニカ・ボーム=デュシェン『シャガール』 岩波書店
  • 2000 ルーシー・ミクルスウェイト 『たんけんしよう なぞとき美術館』 フレーベル館
  • 1997 ピーター・モース 『北斎 百人一首うばがゑとき』 岩波書店
  • 1996 コリン・アイスラー 『エルミタージュ美術館の絵画』(共訳) 中央公論社
  • 1995 フランソワーズ・カシャン 「スーラ《ポーズする女たち》:時間のアトリエ」 『美術史における日本と西洋』国際美術史学会東京コロキウム報告 中央公論美術出版 pp.368-373.
  • 1994 サラ=カー・ガム 『マネ』(世界の巨匠シリーズ) 岩波書店
  • 1994 アーサー・C・ダント 「ブリロ・ボックスを超えて」 『すばる』12月号 pp.296-316.
  • 1993 マリー=ロール・ベルナダック/ポール・デュ・ブーシェ 『ピカソ』 創元社
  • 1993 ロバート・ローゼンブラム 『オルセー美術館の絵画』(共訳) 中央公論社
  • 1993 アーサー・C・ダント 「レッド・グルームスと喜劇の精神」 『レッド・グルームス展』カタログ pp.12-17.
  • 1992 ジャン=ポール・クレペル 『モネ』(世界の巨匠シリーズ) 岩波書店
  • 1992 『フランス写真の新たな展開』展カタログ 東京都写真美術館
  • 1989 ドナルド・レノルズ 『ケンブリッジ・十九世紀の美術』(共訳) 岩波書店
  • 1989 テート・ギャラリー 『クロア・ギャラリーのターナー・コレクション』 (共訳)
  • 1988 チャールズ・スタッキー 『モネ 睡蓮』(共訳) 中央公論社

その他の著作

  • 2008 「草間彌生《南瓜》」 『漢字と情報』No.17 p.7.
  • 2006 「山本芳翠の「小鳥の野」装飾壁画――ブルターニュの「日本」」 『日仏交感の近代』 京都大学学術出版会 pp.266-269.
  • 2005 「明治期の《オルフォイス》舞台背景と山本芳翠」 『森鴎外訳オペラ「オルフェウス」全三幕:グルック作曲(プログラム)』 東京藝術大学 pp.25-26.
  • 2004 「明治前期の渡欧画家たち」 『画家が描いたヨーロッパ』 美術年鑑社 pp.22-26.
  • 2003 「記憶と歴史―『世の途中から隠されていること』木下直之著―」 『日本の美学』第36号 pp.204-208.
  • 2002 「竹内栖鳳《ヴェニスの月》」 『國華』1279号 pp.30-33.
  • 1998 「木村武山《熊野》」 『國華』1234号 pp.38-39.
  • 1994 「山本芳翠《十二支》」 『國華』1187号 pp.30-33.
  • 1994 『世界の中の日本美術』作品解説(共同執筆)美術年鑑社
  • 1993 「芸術家のイメージ」「アングル・作品解説」 『世界美術大全集19巻 新古典主義と革命期美術』 小学館 pp.340-34.; pp.375-386.
  • 1988 『ジャポニスム展』カタログ邦文文献 国立西洋美術館 pp.398-401.