絵画修復への寄付

東日本大震災への対応

岡田 暁生 教授 – Professor OKADA, Akeo 業績

著書

  • 2012『楽都ウィーンの光と影』 小学館 263p
  • 2010『「クラシック音楽」はいつ終わったか ― 音楽史における第一次世界大戦の前と後』 人文書院 150p
  • 2009『音楽の聴き方』 中公新書 237p(吉田秀和賞を受賞、第三回新書大賞第三位)
  • 2008『CD&DVDで語る西洋音楽史』 新書館 206p
  • 2008『ピアニストになりたい!- 一九世紀もうひとつの音楽史』 春秋社 279p(芸術選奨新人賞を受賞)
  • 2008『恋愛哲学者モーツァルト』 新潮社 237p
  • 2005 『西洋音楽史』 中公新書 234p.
    (韓国版2009:오카다 아케오 지음, 이진주 옮김, 『상식으로 꼭 알아야 할 서양 음악사』, 삼양미디어, 2009년 05월 15일 イ・ジンジュ訳、『常識として知っておくべき 西洋音楽史』、サミャンメディア)
  • 2003 監修『ピアノを弾く身体』、春秋社、 292p. 担当部分:「序文(pp.3-24.)」および「ホロヴィッツ編曲《星条旗よ永遠なれ》をどう分析するか(pp.265-287.)」
  • 2003 三浦信一郎編『音楽学を学ぶ人のために』 「オペラと効果の美学」 pp.149-162. 世界思想社
  • 2001 『オペラの運命―十九世紀を魅了した「一夜の夢」』 中公新書(第23回サントリー学芸賞芸術・文学部門受賞)
  • 2000 週刊朝日百科世界の文学『オペラの誕生』(共同監修) 朝日新聞社
  • 1997 『<バラの騎士>の夢―リヒャルト・シュトラウスとオペラの変容』 春秋社

訳書

  • 2004 『シャンドール ピアノ教本』 春秋社 353p.
  • 2001 Iba Takashi, Japanische Musik. Ein chronologischer Uberblick(共訳) Florian Noetzel Verlag

主要論文

  • 2007 「ヴィルトゥオーソ狂詩曲! 社交界とオペラとサロンの一九世紀」(伊東信宏編『ピアノはいつピアノになったか』 大阪大学出版局 pp.173-196.

  • その他の著作

  • 2004 「メロドラマ的音楽考察 ― ロマン派音楽の再考のために」(内田正博編『メロドラマ的思考形式と一九世紀ヨーロッパの音楽劇』、平成14~15年度科学研究費補助金基盤研究C(2)研究成果報告書(課題番号14510064) pp.8-19.
  • 2006 「ドイツ音楽からの脱出? 戦前日本におけるフランス音楽受容の幾つかのモード」 宇佐美斉編『日仏交感の近代』 京都大学出版局 pp.364-381.
  • 2006 「一九世紀ピアノ音楽における技術の諸相」 平成16~17年度科学研究費補助金基盤研究C(2)研究成果報告書(課題番号16520079) 83p.
  • 2006 「クラシックの黄昏?」 『大航海60号』 pp.16-17.
  • 2005 「練習曲の思想と均質化する指たち」 『民博通信111号 特集・音楽する身体』 pp.4-6.
  • 2001 「ヴェルディとイタリア・オペラの国民オペラ化」 長木誠司責任編集『季刊 ExMUSICA』第5号 pp.68-74.
  • 2000 「教養主義・根性主義・技術主義―近代日本の西洋音楽理解をめぐって」 青木保・川本三郎ほか編『近代日本文化論3 ハイカルチャー』岩波書店 pp.115-133.
  • 1999 ‘Vorgeschichte des Octavian-Motivs – eine Untersuchung der Skizzenbucher von Richard Strauss zum Rosenkavalier″ Hermann Danuser (ed.), Musik als Text. Bericht uber den Internationalen Kongress der Gesellschaft fur Musikforschung Freiburg in Breisgau 1993, Barenreiter Verlag pp.476-479.
  • 1999 「媒介か妥協か?― 20世紀音楽史におけるバルトークの位置」(伊東信宏編『バルトーク大全集』ユニヴァーサル・ミュージック pp.90-102.
  • 1997 「劇作家シュトラウス―<バラの騎士>二幕の台本をめぐって」 京都市立芸術大学音楽部『ハルモニア』第27号 pp.45-54.
  • 1996 ‘Europaische Klassik in Japan – Eine dustere Diagnose’ Silvain Guignard (ed.), Musik in Japan, Indicium Verlag pp.179-198.
  • 1996 「ロマン・ロランとシュトラウスの周辺」 ロマン・ロラン研究所編『ユニテ』第23号 pp.15-29.
  • 1996 ‘Zwischen Musik und Drama – Traditionelle Operndramaturgie in der Literaturoper’ AESTHETICS Nr.7 pp.121-128.
  • 1996 ‘Oper aus dem Geist der symphonischen Dichtung. Uber das Formproblem in den Opern von Richard Strauss’ Archiv fur Musikwissenschaft LIII-3 pp.234-252.
  • 1996 「R.シュトラウス<バラの騎士>における音楽様式とドラマトゥルギー」 『音楽学』第42巻第1号 pp.12-23.
  • 1995 「演奏分析と音楽教育をめぐる試論」 『神戸大学発達科学部研究紀要』第2巻第2号 pp.345-354.
  • 1995 「アドルノの軽音楽批判―幾つかの歴史的前提」 村田公一編『アドルノのポピュラー音楽論』日本ポピュラー音楽学会ワーキングペーパーNo.6 pp.31-39.
  • 1993 「パロディー・色彩・構造―音楽におけるエグゾティスムの美的機能の変化 民族芸術学会編『民族芸術』第9号 pp.119-124.
  • 1993 「ユーゲントシュティールと世紀末の作曲家たち」 キーワード事典・作曲家再発見シリーズ『マーラー』洋泉社 pp.54-61.
  • 1993 「独創としての編曲―ストラヴィンスキー『プルチネルラ』の詩学」 『美学』第173号 pp.58-68.
  • 1993 「リヒャルト・シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』―異化とイリュージョンのオペラ」 『音と言葉―谷村晃先生退官記念論文集』音楽之友社 pp.174-187.
  • 1991 「劇と音楽の間で―文学オペラの中の伝統的ドラマトゥルギー」 谷村晃・山口修・畑道也編『音は生きている』勁草書房 pp.153-166.