絵画修復への寄付

東日本大震災への対応

稲葉 穣 教授 – Professor INABA, Minoru

稲葉 穣

■ 学位
文学修士(京都大学)
■専門分野
中央アジア史・東西交渉史
■研究テーマ
イスラーム東漸史の研究

業績一覧(研究教育活動DB)

イスラーム東漸史の研究

7世紀に始まるイスラームの東方への拡大の様相について研究を行なう。想定される研究対象地域は、西アジア、南アジア、中央アジアの接点となった現在のアフガニスタンを中心とする地域を西端とし、中国を中心とする東アジア文明圏を東端とするユーラシア大陸東半である。中央アジア、南アジア、東南アジア、東アジアをそのうちに含むこの地域において、古来より征服、交易、布教といった事象の中で様々な人や物が移動を繰り返してきた。そのような人や物の動きの中で、イスラームという思想、文明の東への拡大伝播のあり方を歴史的考古学的に検証していくことが本研究の眼目である。