絵画修復への寄付

東日本大震災への対応

藤原 辰史 准教授 – Associate Professor FUJIHARA, Tatsushi 業績

学位論文

  • 2004 『ナチス・ドイツの有機農法──「自然との共生」はなぜ「民族の抹殺」に加担したのか』(京都大学人間・環境学)

著書(単著)

  • 2019 『分解の哲学——腐敗と発酵をめぐる思考』青土社 (サントリー学芸賞)
  • 2019 『食べるとはどういうことか——世界の見方が変わる三つの質問』農山漁村文化協会
  • 2018 『給食の歴史』岩波書店(辻静雄食文化賞)
  • 2017 『戦争と農業』集英社インターナショナル新書
  • 2017 『トラクターの世界史——人類の歴史を変えた「鉄の馬」』中公新書
  • 2014 『食べること考えること』共和国
  • 2012 『稲の大東亜共栄圏──帝国日本の<緑の革命>』吉川弘文館
  • 2012(2016=決定版、共和国) 『ナチスのキッチン──「食べること」の環境史』水声社(河合隼雄学芸賞)
  • 2011 『カブラの冬──第一次世界大戦期ドイツの飢饉と民衆』人文書院
  • 2005(2012=新装版) 『ナチス・ドイツの有機農業──「自然との共生」が生んだ「民族の絶滅」』柏書房 (日本ドイツ学会奨励賞)

著書(編著、共著)

  • 2019 『歴史書の愉悦』ナカニシヤ出版
  • 2019 『農学と戦争』岩波書店
  • 2019 『われわれはどんな「世界」を生きているのか——来るべき人文学のために』ナカニシヤ出版
  • 2016 『第一次世界大戦を考える』共和国
  • 2014 『現代の起点 第一次世界大戦』全四巻、岩波書店
  • 2008 『食の共同体──動員から連帯へ』(池上甲一、岩崎正弥、原山浩介と共著)ナカニシヤ出版

翻訳

  • 2014 「ゲルハルト・ヒルシュフェルト「ドイツにおける大戦の記憶」」『思想』1086号(藤井俊之と共訳)
  • 2014 『ドイツ環境史――エコロジー時代への途上で』(服部伸、佐藤温子、岡内一樹と共訳)昭和堂
  • 2008 『ナチズム──地獄と神々の黄昏』(池田浩士、本庄史明と共訳)水声社

論文

  • 2019 二〇世紀の農業技術と戦争技術 歴史評論 (832) 25-35
  • 2019 トラクターの社会史 農業食料工学会誌 81(4) 4-8
  • 2019 満洲移民はいかにして農学の課題となったのか——橋本伝左衛門の理論と思想から考える(足達太郎、小塩海平、藤原辰史『農学と戦争——知られざる満洲報国農場』 101-129)
  • 2019 満洲の「忘れ草」——農業、学問、戦争の間(足達太郎、小塩海平、藤原辰史『農学と戦争——知られざる満洲報国農場』1-9)
  • 2019 ボロとクズの人文学——「どん底」の総合的考察(山室信一、岡田暁生、小関隆、藤原辰史編『われわれはどんな「世界」を生きているのか』)ナカニシヤ出版 334-354
  • 2019 「分解の哲学」終章 現代思想 47(1) 287-291
  • 2018 ほどく、ほぐす、つくろう(3)現代思想 46(17) 200-205
  • 2018 ほどく、ほぐす、つくろう(2)現代思想 46(15) 209-212
  • 2018 ほどく、ほぐす、つくろう(1)現代思想 46(13) 212-216
  • 2018 トラクター・ルイセンコ・イタイイタイ病――吉岡金市による諸科学の統一 坂野徹・塚原東吾編『帝国日本の科学思想史』(勁草書房)pp.351-400
  • 2018 生産者の「分解者」概念について(4)現代思想
  • 2018 生態学の「分解者」概念について(3)現代思想
  • 2018 Colonial Seeds, Imperialist Genes: Hōrai Rice and Agricultural Development Engineering Asia: Technology, Colonial Development and the Cold War Order
  • 2017 生態学の「分解者」概念について(2)現代思想 45(22) pp.15-21
  • 2017 生態学の「分解者」概念について(1)現代思想 45(20) pp.15-21
  • 2017 「横井時敬の農学」 金森修『明治・大正期の科学思想史』勁草書房 pp.127-168
  • 2017 「屑拾いのマリア(4)」 現代思想 45(8) pp.22-32
  • 2017 「屑拾いのマリア(3)」 現代思想 45(6) pp.8-15
  • 2017 「屑拾いのマリア(2)」 現代思想 45(3) pp.8-15
  • 2017 「屑拾いのマリア(1)」 現代思想 45(1) pp.8-14
  • 2016 「食は教育の課題なのか――食育基本法をめぐる考察」 佐藤卓己『岩波講座現代 学習する社会の明日』岩波書店 pp.179-202
  • 2016 「人類の耐久性――チャペックから考える(下)2」 現代思想 44(15) pp.28-36
  • 2016 「人類の耐久性――チャペックから考える(下)1」 現代思想 44(13) pp.8-17
  • 2016 「人類の耐久性――チャペックから考える(中)」 現代思想 44(9) pp.8-15
  • 2016 「<食>とイデオロギー」 環境思想・教育研究 (9) pp.116-119
  • 2016 「人類の耐久性――チャペックから考える(上)」 現代思想 44(7) pp.8-15.
  • 2016 「積み木の響き(下)」 現代思想 44(3) pp.8-13.
  • 2016 「積み木の響き(中)」 現代思想 44(1) pp.20-25.
  • 2015 「積み木の響き(上)」 現代思想 43(18) pp.30-38.
  • 2015 「第一次世界大戦の環境史」 公益財団法人史学会『災害・環境から戦争を読む』山川出版社 pp.150-180.
  • 2015 「帝国日本のエコロジカル・インペリアリズム」 歴史学研究 増刊号 (937) pp.20-29.
  • 2015 「漬物と戦争」 現代思想 43(12) pp.206-212.
  • 2014 「山師と流言――伊藤永之介論序説」『文学史を読みかえる・論集』 2号、p.3-24.
  • 2014 Erbhofgesetz in Manchukuo: a case study of the acceptance of Nazi agricultural ideology by the Japanese Empire, in: L. Fernández Prieto , J. Pan-Montojo , M. Cabo (eds.), Agriculture in the Age of Fascism, Brepols: Turnhout, pp. 219-237.
  • 2014 「総説」『現代の起点 第一次世界大戦』 第2巻、岩波書店
  • 2014 「食糧生産を支える女性たち――「農村婦人」の動員」『現代の起点 第一次世界大戦』 第2巻、岩波書店
  • 2014 「暴力の行方――革命,義勇軍,ナチズムのはざまで」『現代の起点 第一次世界大戦』 第4巻、岩波書店
  • 2014 「エネルギーと住まいの環境史」服部伸編『「マニュアル」の社会史――身体・環境・技術』 人文書院、pp. 113-136
  • 2013 「分解の哲学」『現代思想』 第41巻9号
  • 2013 「巻末論考――理想郷の現実的課題」アレクサンドル・チャヤーノフ『農民ユートピア国旅行記』 和田春樹/和田あき子訳、平凡社ライブラリー
  • 2011 「食の空間論──フードコートで考える」池上甲一/原山浩介『食と農のいま』 ナカニシヤ出版
  • 2010 Japanese Rice Varieties in Colonial Korea: from the View of Nagai Isaburo, The Social Sciences (Institute for the Study of Humanities & Sicial Sciences, DOSHISHA UNIVERSITY), vol.40, no. 30, pp.81-93
  • 2010 「ナチス農学の自然観──コンラート・マイヤーを手がかりに──」 『生物学史研究』No.84. pp.39-50.
  • 2009 「虚ろな表情の「北方人」──血と土の画家たちによせて」 竹沢泰子編『人種の表象とリアリティ』 岩波書店、pp.112-135.
  • 2009 「牛乳神話の形成──1960年代の食文化」富永茂樹編『転換点を求めて』 世界思想社、pp.79-95.
  • 2009 「麦おばさんはどこへ行ったのか──村の収穫祭とナチズム」『ゲシヒテ』 ドイツ現代史研究会、第2号、pp. 41-60
  • 2008 「待機する共同体──ナチス収穫感謝祭の参加者たち 1933-1937」 『人文学報』96 pp.1-31
  • 2007a 「稲も亦大和民族なり――水稲品種の「共栄圏」」池田浩士編『大東亜共栄圏の文化建設』 人文書院、pp.189-240
  • 2007b 「学に刻まれた満洲の記憶――杉野忠夫の「農業拓殖学」」山本有造編『満洲 記憶と歴史』 京都大学学術出版会、pp.292-323
  • 2007c 「大地に軍隊を捧げた日――ナチスの収穫感謝祭」小関隆編『記念日の創造』 人文書院、pp.55-86.
  • 2007d 「二〇世紀農学のみた夢と悪夢──ナチスは農業をどう語ったのか?」野田公夫編『生物資源から考える21世紀の農学 第7巻 生物資源問題と世界』 京都大学学 術出版会、pp.179-205.
  • 2007e 「帝国収穫感謝祭の丘を訪ねて ハーメルン紀行──ナチスが組織した熱狂と陶酔」 『季刊at』10、pp.88-104.
  • 2005a 「耕す体のリズムとノイズ」京大人文研「身体の近代」班・菊地暁編『身体論のすすめ』 丸善 pp.122-135
  • 2005b 「犂と剣──ナチスと技術崇拝──」『経済史研究』 (大阪経済大学日本経済史研究所)9 pp.41-57
  • 2004a 「総力戦とエコロジズム──「戦時農業」をめぐるナチスの言説から」 『現代文明論』5 pp.35-52
  • 2004b 「ドメスティケーション試論──『人類の自己家畜化と現代』を手がかりに」 『池田浩士2004 past & present』 pp.318-323
  • 2003 「有機農業の<ナチズム体験>」 『現代文明論』4  pp.82-107
  • 2002 「もうひとつのチャヤーノフ受容史――橋本伝左衛門の理論と実践」 『現代文明論』3 pp.101-129
  • 2001 「ナチ期農民の<変身>過程――化学肥料とトラクターの普及のなかで」 『現代文明論』2 pp.123-222
  • 2000 「農用トラクターの<ナチズム体験>――トラクターと農民はどのように<変身>を遂げたのか」 『現代文明論』1 pp.123-153

その他の著作

  • 2019 (書評)ジョアオ・ビール『ヴィータ』 読売新聞2019年7月14日朝刊
  • 2019 随想 給食の未来 TASC MOBTHLY (523)
  • 2019 臨床医・徳永進の言葉と実践 図書 (847) 18-21
  • 2019 縁側のタバコ 大人ごはん 4-9
  • 2019 「ファミコン」の代理 道草の雑想4 クーヨン 7月号 54-55
  • 2019 (書評)瀧口政満『樹の人』読売新聞2019年6月16日朝刊
  • 2019 給食に学ぶ「食」という人間の根源 建築ジャーナル (1291) 56-57
  • 2019 (書評)ユーリー・コスチャショーフ『創造された「故郷」』 読売新聞2019年6月23日朝刊
  • 2019 (書評)横山秀夫『ノースライト』 読売新聞2019年6月2日朝刊
  • 2019 学校給食のマルチな役割(ナビゲート) 毎日新聞2019年6月19日夕刊
  • 2019 画一的卒業式とナチズム 道草の雑想3 クーヨン6月号 54-55
  • 2019 (書評)湯澤規子『7袋のポテトチップス』 北海道新聞2019年5月12日朝刊
  • 2019 (書評)アンドレ=ジョルジョ・オードリクール『作ること使うこと』山田慶兒訳 読売新聞2019年5月26日朝刊
  • 2019 知性と品性 問われる対応(ナビゲート) 毎日新聞2019年5月15日夕刊
  • 2019 (書評)ローベルト・ゲルヴァルト『敗北者たち』 読売新聞2019年5月5日朝刊
  • 2019 日本精神史の試金石としてのパン てんとう虫 51(5) 32-35
  • 2019 (インタビュー)給食の歴史が私たちに教えていること 前衛 (974) 111-123
  • 2019 (書評)マリー=クレール・フレデリック『発酵食の歴史』吉田春美訳 東京新聞
  • 2019 学校給食再考 北海道新聞2019年4月19日朝刊
  • 2019 子どもの恐怖心について 道草の雑想2 クーヨン5月号 24(5) 54-55
  • 2019 日本の食を公害から読む(ナビゲート) 毎日新聞2019年4月10日
  • 2019 歴史教育の課題としての食 じっきょう 地歴・公民科資料 (88)
  • 2019 (解説)大衆食の会+遠藤哲夫『大衆食堂の研究』 安井大輔編『フードスタディーズ・ガイドブック』 237-241
  • 2019 (解説)ポール・ロバーツ『食の終焉』 安井大輔編『フードスタディーズ・ガイドブック』 251-255
  • 2019 (解説)ラジ・パテル『肥満と飢餓』 安井大輔編『フードスタディーズ・ガイドブック』 248-250
  • 2019 (解説)「第3章 食の思想」 安井大輔編『フードスタディーズ・ガイドブック』 166-174
  • 2019 道草の達人 道草の雑想1 クーヨン4月号 54-55
  • 2019 総合討論(ひと・健康・未来シンポジウム) ひと・健康・未来 20 22-23
  • 2019 歴史と物語のあいだ——ナチスが作った「歴史」を手がかりに(特集 ひと・健康・未来シンポジウム2018京都) ひと・健康・未来 20 10-13
  • 2019 皿の上の帝国主義——解説にかえて リジー・コリンガム『大英帝国は大食らい』松本裕訳、河出書房新社 395-398
  • 2019 はじめに(シンポジウム 脱原発を生きる——日本の模索、ドイツの模索) ドイツ研究 (53) 3-4
  • 2019 (対談)言葉がほどけるとき 明日の友 (239) 36-43
  • 2019 学校給食から世直し 伝統食だより (217) 3-3
  • 2019 (書評)R.J.エヴァンズ『第三帝国の到来』白水社 読売新聞2019年3月30日
  • 2019 (書評)宮本正興、松田素二『新書アフリカ史 改訂新版』講談社 読売新聞2019年3月23日
  • 2019 脱人間の人文学 山室信一編『人文学宣言』(ナカニシヤ出版)74-77
  • 2019 「土から目線」で革命的転換を 中央公論 133(2) 174-179
  • 2019 (書評)黒川創『鶴見俊輔伝』新潮社 読売新聞2019年2月10日朝刊
  • 2019 ぼくたちの子育て時評 クーヨン 24(1) 55-55
  • 2019 (書評)村上しほり『神戸 闇市からの復興』慶応義塾大学出版会 読売新聞2019年1月13日朝刊
  • 2019 (書評)多田朋孔、NPO法人地域おこし著『奇跡の集落』農山漁村文化協会 読売新聞2019年1月27日朝刊
  • 2019 来るべき農業技術に向けて 農業共済新聞2019年1月1日
  • 2018 18年下半期読書 図書新聞2018年12月22日号
  • 2018 読書委員が選ぶ「2018年の3冊」 読売新聞2018年12月23日朝刊
  • 2018 (書評)柳澤治『ナチス・ドイツと中間層——全体主義の社会的基盤——』 日本経済評論社 83-85
  • 2018 (書評)ジェイムズ・Q・ウィットマン『ヒトラーのモデルはアメリカだった』みすず書房 読売新聞2018年12月9日朝刊
  • 2018 読書委員この1年 読売新聞2018年12月23日朝刊
  • 2018 愚鈍な有力者の言葉 北海道新聞2018年11月9日朝刊
  • 2018 土 地球最後のナゾ 読売新聞2018年11月4日朝刊
  • 2018 (書評)戦慄の記録インパール 読売新聞2018年10月28日朝刊
  • 2018 在日コリアンが大阪弁で語る濃密な歴史曼荼羅 ちくま (571) pp.6-7
  • 2018 (書評)藤井誠一郎『ゴミ収集という仕事』コモンズ 読売新聞2018年9月2日朝刊
  • 2018 ぼくたちの子育て時評 クーヨン 55
  • 2018 (書評)山川徹『カルピスをつくった男 三島海雲』小学館 読売新聞2018年8月12日朝刊
  • 2018 井上ひさし『ボローニャ紀行』文春文庫 読売新聞2018年8月12日朝刊
  • 2018 未完の学校給食 Vesta (111) pp.28-31
  • 2018 (書評)津村記久子『ディス・イズ・ザ・デイ』朝日新聞出版 読売新聞2018年7月22日
  • 2018 (書評)バラク・クシュナー『ラーメンの歴史学――ホットな国民食からクールな世界食へ』幾島幸子訳、明石書店 週刊現代2018年7月14日号
  • 2018 子どもの安全こそ優先 北海道新聞2018年7月14日朝刊
  • 2018 「たてもの」と「たべもの」――根から考える 建築雑誌(日本建築学会) 133(1713) 23
  • 2018 『原発事故と「食」』刊行記念対談 放射能汚染から考える成熟社会への課題 POSSE (39) pp.110-119
  • 2018 (書評)ピーター・チャップマン『バナナのグローバル・ヒストリー』小澤卓也、立川ジェームズ訳、ミネルヴァ書房 東京新聞2018年6月3日朝刊
  • 2018 (書評)カロリン・エムケ『憎しみに抗って』浅井晶子訳、みすず書房 読売新聞2018年5月6日朝刊
  • 2018 (書評)佐藤泉『1950年代、批評の政治学』中公叢書 読売新聞2018年5月13日朝刊
  • 2018 (書評)リン・H・ニコラウス『ナチズムに囚われた子どもたち 上下』若林美佐知訳、白水社 読売新聞2018年5月27日朝刊
  • 2018 (対談)栗原彬×藤原辰史 化生の音を聴く 現代思想 総特集 石牟礼道子 46(7) pp.70-88
  • 2018 (書評)今井宏昌『暴力の経験史――第一次世界大戦後ドイツの義勇軍経験1918~1923』 ゲシヒテ (11) pp.47-50
  • 2018 この世界の土台を捉える(特集 現代思想の316冊 農業) 現代思想 46(6) pp.148-162
  • 2018 島根大学の集中講義を終えて 歴史学通信 42 pp.19-20
  • 2018 『証言 水俣病』(入学したら読んでほしい一冊) 京都大学新聞 3月16日号
  • 2018 品種改良——近代の稲を中心に—— 歴史と地理 (712) pp.34-44
  • 2018 サービス過剰社会 北海道新聞 2018年2月3日 朝刊
  • 2018 農業技術への問い——ハイデガーの概念「育むhegen」について 現代思想 46(3) pp.27-31
  • 2018 私のオピニオン 月刊JA (756) pp.5-9
  • 2018 ぼくたちの子育て時評 クーヨン 23(1) pp.56-56
  • 2018 核エネルギーを拒否する思想と日常の言葉——猪瀬浩平『むらと原発』を読む 季論21 (39) pp.201-211
  • 2018 人文学 スープとしての役割 朝日新聞 夕刊 1月31日
  • 2017 2017年下半期読書アンケート 図書新聞 2017年12月23日 pp.3-3
  • 2017 (インタビュー)あの人に迫る 中日新聞 2017年12月22日
  • 2017 (インタビュー)技術発展 負の側面に目を 中國新聞 朝刊 2017年12月18号
  • 2017 (書評)ジョルダン・サンド著/天内大樹『帝国日本の生活空間』 歴史学研究 (965) pp.30-32
  • 2017 縁食論(2)――弁当と給食の弁証法 ちゃぶ台 (3) pp.142-151
  • 2017 「種子の文明史的意味」pp.82-85
  • 2017 「ポスト・フード」現代詩手帖 60(10) pp.93-97
  • 2017 「人間チューブ論——食のダイナミズムを考える」美術手帖 pp.102-106
  • 2017 「(対談)食と性をめぐる思考の冒険」赤坂憲雄×藤原辰史 図書 (825) pp.8-15
  • 2017 「食べる場所のかたち 第一話」みんなのミシマガジン 夏号 pp.15-23
  • 2017 「ぼくたちの子育て時評」 クーヨン 22(9) pp.58-58
  • 2017 「墨色と泥色の記憶——かこさとしの絵の淡い濁りについて」 現代思想 総特集かこさとし 45(17) pp.90-94
  • 2017 「早乙女勝元さんと合唱団」 北海道新聞
  • 2017 「食とは何かについて考える本棚」 kotoba (29) pp.80-83
  • 2017 「三つの金の鍵 「この絵本が好き!」編集部『どんな絵本を読んできた?』」平凡社 pp.22-23
  • 2017 「戦争」 伊地知智子、新ヶ江章友編『本当は怖い自民党改憲草案』 pp.31-50
  • 2017 「生活に追われる人びとの政治」 北海道新聞
  • 2017 「種を守る」 『市民研ニュース』(NPO法人市民環境研究所) (25) pp.2-3
  • 2017 「ぼくたちの子育て時評」 クーヨン pp.58-58
  • 2017 「(書評)李海訓『中国東北における稲作農業の展開過程』」 歴史と経済 (235) pp.65-67
  • 2017 「憲法前文の勢いについて」 岩波書店編集部編『私にとっての憲法』 pp.26-30
  • 2017 「「ドイツと日本を結ぶもの」とは何か」 国立歴史民俗博物館『戦争をめぐるパブリックヒストリー―ドイツ・日本 歴史博物館の対話―』 pp.95-107
  • 2017 「僕らの犯した過ちは、僕らが収束し、償わなければ」 岩波書店編集部『3.11を心に刻んで』 pp.88-89
  • 2017 「融合する学問としての農業経済学」 学術の動向 22(2) pp.37-40
  • 2017 「(対談)藤原辰史×高橋博之 食べることは生きること 後編」 東北食べる通信
  • 2017 「数学者のノート」 京都大学新聞
  • 2017 「都市における「縁食の空間」とはどのようなものですか?」 10+1 Web site
  • 2017 「(対談)藤原辰史×高橋博之 食べることは生きること 前編」 東北食べる通信
  • 2017 「これまで日本人を最も飢えから救った食べ物!? そのスゴさを見直す さつまいもの胸焼けとぬくもり」 現代ビジネス
  • 2017 「今年の執筆予定」 出版ニュース (2435)
  • 2017 「(対談) 対抗するテクノロジーの発明」 『現代思想の転換2017』人文書院
  • 2016 「2016年下半期読書アンケート」 図書新聞
  • 2016 「学生食堂の使い方」 文藝春秋 pp.82-84
  • 2016 「(対談)池内了×藤原辰史 科学のスケールダウンと大学の未来」 現代思想 44(21) pp.37-63
  • 2016 「インタビュー 市民とつながり 海を越える 言葉の力」 全国革新懇ニュース (383)
  • 2016 「『蝦夷地別件』から逃げられない」 静脩 Vol.53(3)
  • 2016 「縁色論――孤食と共食のあいだ」 ちゃぶ台 2 pp.68-81
  • 2016 「アンケート 私にとっての黒田喜夫」 季刊 びーぐる (33) pp.48-49
  • 2016 「(インタビュー)」 京大人間図鑑 Vol.12
  • 2016 「2016年上半期読書アンケート」 図書新聞
  • 2016 「遺伝子組み換え」 杉村昌昭・堺毅・村澤真保呂編『既成概念をぶち壊せ!』 晃洋書房 pp.76-78
  • 2016 「農村」 杉村昌昭・堺毅・村澤真保呂編『既成概念をぶち壊せ!』晃洋書房 pp.134-136
  • 2016 「(対談)小泉武夫×藤原辰史 発酵食から考える新しい<エコロジー>」 現代思想 44(11) pp.62-88
  • 2016 「「ひろば」という拠点――言葉を孤立させてはならない」 大阪YWCA (5) pp.1-1
  • 2016 「どんな絵本を読んできた? ピーター・シス『三つの金の鍵』」 こころ pp.30 34
  • 2016 「台所を変えた三人の女性たち――時代を先取りするということ」 日本女子大学教養特別講義第50集 pp.235-256
  • 2016 「(対談)藤原辰史×津村記久子 働くこと、食べること、書くこと」 文學界 70(2) pp.216-229.
  • 2016 「(対談)石牟礼道子×藤原辰史 いのち交わる道へ」 婦人之友 110(2) pp.94-107.
  • 2016 「(対談)中村純×藤原辰史」 憲法と京都 京都の15人が、憲法を語り行動する pp.32-40.
  • 2015 「(インタビュー)とーく」 ねっとわーく京都 (323) pp.10-18.
  • 2015 「杉野忠夫、農村更生協会、農本主義」 『アジア・太平洋戦争辞典』吉川弘文館 pp.320,530,531
  • 2015 「展示批評 『ドイツと日本を結ぶもの」とは何か』 歴博 193 pp.30.
  • 2015 「伝えるという抵抗」 よつばつうしん (56) pp.7-7.
  • 2015 「見知らぬ人との人文学」 現代思想 43(17) pp.54-61.
  • 2015 「『自由と平和のための京大有志の会』の目指すもの」 ピープルズ・プラン 70 pp.6-11.
  • 2015 「(座談会)戦後70年 平和と戦争を考える」 あまいろだより (24)
  • 2015 「日本の農業と食はどうなる?」 Kotoba (21) pp.162-165.
  • 2015 「農業史のなかの豆、思い出のなかの豆」 豆類時報 (80) pp.2-7.
  • 2015 「食、戦争、そして」 『ちゃぶ台』ミシマ社 1 pp.84-99.
  • 2015 「ちまきについて」 こころ 25 pp.8-9.
  • 2015 「大学間連帯と「ひろば」の創出」 図書新聞 (3217)
  • 2015 「『野火』という原点」 リベラシオン (159) pp.12-22.
  • 2015 「飢餓はとなりであぐらをかいている」 考える人 (53) pp.58-59.
  • 2015 「叛乱としてのオーガニック」 よつばつうしん (52) pp.7-7.
  • 2015 「ヒトラーの遺言」 朝日新聞 6・25朝刊
  • 2015 「就職活動廃止論」 京都新聞(夕刊)
  • 2015 「生活の分解のために」『現代思想』6月号、43巻10号(篠原雅武との対談)、28-44頁
  • 2015 「(書評) マリー=モニク・ロバン『モンサント』」『京都新聞』朝刊、5月17日
  • 2015 「(書評)『ヒトラーの宣伝兵器』」『図書新聞』5月9日
  • 2015 「遊びの名手」『京都新聞』4月16日(夕刊)
  • 2015 「第34回史学会大会特別講演会記録 食糧戦争としての第一次世界大戦」『史友』47号、1-20頁
  • 2015 「「イカの踊り食い」体験」『朝日新聞』3月15日(夕刊)
  • 2015 「オレンジ色の記憶」『京都新聞』2月21日(夕刊)
  • 2014 「大戦の記憶の肉体性とその同時代的展開」『思想』1086号
  • 2014 「14年下半期読者アンケート」『図書新聞』2014年12月20日
  • 2014 「時代にあらがう言葉を紡ぐ リレーエッセイ 第一次世界大戦を考える(48)最終回」『図書新聞』2014年12月20日
  • 2014 「卒業論文の効用」『京都新聞(夕刊)』2014年12月3日
  • 2014 「京大人文研共同研究班が読み解く世界史 第1次大戦から100年模範国ドイツの惨状に衝撃」『京都新聞(朝刊)』2014年11月15日
  • 2014 「無料食堂試論」『ARDEC:World Agriculture Now』51号
  • 2014 「台所の設計史」『武庫川女子大学生活美学研究所紀要』24号
  • 2014 「共に食べ、共に考える」『みんなのミシマガジン』2014年11月号, p. 42-51
  • 2014 「レンタサイクルを用いた史料収集に関する考察」『理』41号、p. 2-3
  • 2014.10.2 「ほんと人間って」『京都新聞』(夕刊)
  • 2014.9 「(インタビュー)「食」に表れる時代の思想」『朝日新聞』(夕刊)
  • 2014.9 The Kitchen: A Historical Record, Research Activities, 4-2
  • 2014.8 「 (インタビュー)混迷の今の考える新刊『食べること考えること』」『読売新聞』(か夕刊、関西版)
  • 2014.8.6 「経済ジェノサイドと集団的自衛権」『京都新聞』(夕刊)
  • 2014 History of Receipes, Raku-Yu(『楽友』), 26
  • 2014 「掃除のおじさん」『人文』61号
  • 2014 「 『ナチスのキッチン』に残された課題――書評との対話から――」『ドイツ研究』48号
  • 2014 「自然と環境」木村靖二、千葉敏之、西山暁義編『ドイツ史研究入門』山川出版社
  • 2014.5 「歴史的課題としての食――コメントにかえて」『民衆史研究』第87号
  • 2014.3 「ナチスの収穫感謝祭――精霊・ラジオ・政治――」『関学西洋史論集』第37号
  • 2014.2 「第一次世界大戦の共同研究」宇山智彦編『比較研究の愉しみ 国立大学附置研究所・センター長会議 第三部会シンポジウム報告』北海道大学スラブ研究センター
  • 2014.1.1 「世界的展望なきTPP論争」『図書新聞』
  • 2013.12.21 「13年下半期読書アンケート」『図書新聞』
  • 2013.12 「からっぽな手――戦後秋田の『農民詩集』から」『月刊 みんぱく 特集 稲作以後』国立民族学博物館
  • 2013.8 「文明化の曙光と黄昏をみつめて――学芸賞・受賞のことば」『考える人』45号
  • 2013.8.16 「(書評)小野清美『アウトバーンとナチズム』」『週刊読書人』
  • 2013.7 「13年上半期読書アンケート」『図書新聞』
  • 2013.4 「「食べもの」という幻影」『世界思想』第40号
  • 2013.3 「(研究手帖)窒素とユンガー」『現代思想』第41巻第3号
  • 2012.12.22 「12年下半期読書アンケート」『図書新聞』
  • 2012.12 「(書きたいテーマ・出したい本) 定期市の研究」『出版ニュース』2012年12月上旬号
  • 2012.11.21 「『ねじまき少女』が踏み込んだ、今そこにある遺伝子の悪夢」『本が好き! Bookニュース』
  • 2012 「(書評)横井勝彦・小野塚知二編著『軍拡と武器移転の世界史──兵器はなぜ容易に広まったのか』」『西洋史学』245号
  • 2012.10.5 「(インタビュー)ナチスのキッチンが目指した栄養と健康のための食事」『マンモTV(考える高校生のためのサイト)』
  • 2012.10.6 「(書評)H.バーンスタイン『食と農の政治経済学』」『図書新聞』
  • 2012.9 「おっちゃんのキッチン」『新潮』2012年10月号
  • 2012.8 「(インタビュー)「<飢え>という問題、農業・台所・原発──『ナチスのキッチン』をめぐって」『運動<経験>』35、pp.18-40.
  • 2012.8.4. 「(インタビュー)「台所」から見えたナチスの矛盾──「公衆食堂」が今後面白い一つの拠点になるのではないか」『図書新聞』
  • 2012.8 「(書評)」片山杜秀著『未完のファシズム』」『新潮45』pp. 302-303.
  • 2012.1.14 「(書評)『品種改良の世界史 作物編・家畜編』」『図書新聞』
  • 2011 「(書評)足立芳宏著『東ドイツ農村の社会史──「社会主義」経験の歴史化のために』」『西洋史学』第243号
  • 2011.11.21 「(インタビュー)未来のために公衆食堂とホコテンを!」『スペクテイター Spectator』(特集:これからの日本について語ろう)第24号
  • 2011.2.11 「(書評)マリーナ・レヴィッカ『おっぱいとトラクター』」『図書新聞』
  • 2002 「ステッキの変身」『APIED テーマ:カフカ「変身」』1 pp.20-24
  • 2010.10.9 「(書評)エドワード・O・ウィルソン『創造』」『図書新聞』
  • 2010 「(夏期公開講座)貧民窟の食生活──松原岩五郎『最暗黒の東京』」『人文』57号
  • 2009.12.19 「(書評)ダイアン・アッカーマン:ユダヤ人を救った動物園──ヤンとアントニーナの物語」『図書新聞』
  • 2008.6.16 「システムキッチン」『京都大学新聞』
  • 2007 「死者の存在感に関する非科学的考察――『ヤールー川は流れる』によせて」『Piraten』1、pp.136-143
  • 2006 「地球にやさしい戦車」『静脩』42 pp.13-16
  • 2006 (書評)「古内博行著『ナチス期の農業政策研究 1934-36』」『社会経済史』71巻5号 pp.119-121
  • 2006 (文献解題)「江澤譲爾『地政学概論』」「石川栄耀『国土計画──生活圏の設計』『改訂増補 日本国土計画論』「柳田国男『都市と農村』」「R・W・ダレエ『血と土』」山室信一編『「帝国」日本の学知 第八巻 空間形成と世界認識』岩波書店
  • 2006 「再生産される「生命空間」」(インタビュー)『談 特集バイオ・パワー』75、pp.33-60.
  • 2006.11.6 「ナチス流有機農法」(インタビュー)『京都新聞(朝刊)』
  • 2005 「(書評)福間良明:辺境に映る日本」『人環フォーラム』16、p.61
  • 2005.10.16 「有機農業と戦争」(インタビュー)『京都大学新聞』
  • 2004 「産学軍協同パラダイス」『人文』51号
  • 2004.1.28 「ナチスの有機農業」『京都新聞(朝刊)』
  • 2002 「バザール小説としての『罪と罰』」 『APIED テーマ:ドストエフスキー「罪と罰」』2 pp.30-35
  • 2002 (書評)「専門性からの<撤退>──小岸昭『マラーノの系譜』」 『ナマール』7 pp.70-72