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北朝石窟寺院の研究Ⅱ(2021年度)

班長 岡村 秀典

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中国山西省にある雲岡石窟は、5世紀の北魏時代に開鑿の始まった仏教寺院である。1938年から1944年までの7年間、人文研の水野清一と長廣敏雄らは、その大小すべての石窟を対象に測量・写真撮影・拓本を作成し、戦後にその報告書『雲岡石窟』全16巻32冊を公刊した。そのPDFを京都大学リポジトリに公開した結果、各界から大きな反響が寄せられ、なかでも中国から中国語版の出版について打診があり、人文研と中国社会科学院考古研究所との共同編集により旧版の中文訳に加えて旧版未収録の写真・拓本類を増補した『雲岡石窟』全20巻を出版しつつある。これをふまえて本研究班では、龍門石窟や響堂山石窟など北朝石窟にかんする人文研所蔵写真・拓本類の整理と公開を継続して進める。

研究期間:2020年4月~2023年3月

班員(学外)

氏名 所属
上枝 いづみ       金沢大学 人間社会研究域 
アヴァンツィ・カルロッタ 秋田県立大学       
外山 潔         京都市立芸術大学     
山名 伸生        京都精華大学 総合人文学部
大西 磨希子       佛教大学 仏教学部    
濱田 瑞美        横浜美術大学       
篠原 典生        中央大学 総合政策学部  
高橋 早紀子       愛知学院大学 文学部   
苫名 悠         大阪大谷大学 文学部   
齋藤 龍一        大阪市立美術館      
石松 日奈子       東京国立博物館      
王  砡人        京都国立博物館      
田林 啓         白鶴美術館        
北村 一仁        河南農業大学       
呉  虹         復旦大学 哲学学院    
黄  盼         中国社会科学院 考古研究所
常  鈺熙        北京大学 考古文博学院  

2021年05月31日 更新

班員(学内)

氏名 所属
内記 理  文化財総合研究センター
檜山 智美 白眉センター     
冨岡 采花 文学研究科      

2021年05月31日 更新

班員(所内)

氏名 所属
岡村  秀典   班長
安岡  孝一  
稲本  泰生  
フォルテ・エリカ
倉本  尚徳  
向井  佑介  
佐藤  智水  
高志  緑   

2021年05月31日 更新