班長 外村 中
東アジアの文物や芸術を解釈する上での共通の基盤の形成をめざすために、その前提として、あるいは「見えるもの」なのかもしれないが、普通であればまずは「見えない(と思われる)もの」にまつわる理論や事象について、従来の分野の枠組をこえて国際的にかつ学際的に探求することが、本研究の主な目的である。中でも仏身や道をめぐる議論は特に有効な指針を与えるものであるから、重点的にとりあげる。そして、様々な分野の研究者が一堂に会し、外来あるいは固有を問わず東アジアにおける多種多様な理論や思想から読み取られる共通点や相違点などを確認しながら、理論と作品との間に認められる矛盾点にも注意を払いつつ、上記の探求と関連する具体的な事例(特定の芸術作品など)を選定し、その文化史上における位置づけをおこない、実地に即した解釈のモデルをしめす。対象とする作品は、考古遺物から彫刻絵画、建築庭園、芸能音楽などにまで及ぶ予定である。
氏名 | 所属 |
外村中 | 班長 ヴュルツブルク大学 |
大西磨希子 | 仏教大学 |
大原嘉豊 | 京都国立博物館 |
黄盼 | 京都府立大学 |
重田みち | 京都造形芸術大学 |
清水健 | 奈良国立博物館 |
高橋早紀子 | 愛知学院大学 |
瀧朝子 | 大和文華館 |
田中健一 | 文化庁 |
塚本明日香 | 岐阜大学 |
中西俊英 | 東大寺 |
中安真理 | 同志社大学 |
西谷功 | 泉涌寺 |
増記隆介 | 神戸大学 |
水野杏紀 | 関西医療大学 |
森下章司 | 大手前大学 |
横手裕 | 東京大学 |
パトリシア・フィスター | 国際日本文化研究センター |
シビレ・ギルモンド | ヴュルツブルク大学 |
ベッティーナ・ゲーシュ | 関西大学 |
ガリア・トドロワ・ペドコワ | 京都コンソーシアム |
大平理紗 | 京都府立大学 |
リサ・コチンスキー | 南カリフォルニア大学 |
氏名 | 所属 |
内記理 | 文学研究科附属文化遺産学・人文知連携センター |
折山桂子 | 大学院文学研究科 |
氏名 | 所属 |
稲本泰生 | 副班長 |
岡村秀典 | |
船山徹 | |
安岡孝一 | |
古勝隆一 | |
倉本尚徳 | |
向井佑介 | |
高井たかね | |
福谷彬 |