班長 焦 建輝
中国河南省洛陽に所在する龍門石窟について、80年にわたって人文研で積み重ねてきた研究と近年における龍門石窟研究院の調査成果をふまえながら、今後の日中共同調査・共同研究を模索する。
人文科学研究所では、龍門石窟研究の現役の第一人者である、龍門石窟研究院の焦建輝先生を客員准教授として招聘した機会を利用し、稲本泰生の主宰する「龍門北朝窟の造像と造像記」班と岡村秀典の主宰する「北朝石窟寺院の研究」班が中心となり、上記6回の焦建輝先生の講演とセミナーを開催した。使用言語は中国語、北白川分館考古藝術共同研究室にて実施した。