絵画修復への寄付

東日本大震災への対応

岩井 茂樹 教授 – Professor IWAI, Shigeki 業績

著書

  • 2004 『中国近世財政史の研究』京都大学学術出版会
  • 2004 『中国近世社会の秩序形成』(編)京都大学人文科学研究所
  • 1999 『使琉球録解題および研究』(共著) 榕樹書林
  • 1996 『データによる中国近代史』(共著)有斐閣(同前韓国語版 申一燮訳 図書出版新書苑 1999.9)
  • 1995 『アジアの歴史と文化5』(共著)同朋舎出版
  • 1993 『戦後日本の中国史論争』(共著)河合文化研究所

訳書

  • 2003 范金民「清代蘇州都市文化繁栄の実写――『姑蘇繁華図』――」『都市文化研究』2号 pp.147-176.
  • 1992-1993 金冲及主編『周恩来伝』上、中、下(共訳)阿吽社
  • 1991 張継和『最後の宦官――小徳張』(訳注/解説)朝日新聞社
  • 1984 ジェローム・チェン『軍紳政権』(共訳)岩波書店

主要論文

  • 2011a 「午門廷杖考――私刑から皇帝儀礼へ――」冨谷至編『東アジアにおける儀礼と刑罰』,科学研究費基盤研究(S)「東アジアにおける儀礼と刑罰」研究組織 2011年3月 pp.111-128.
  • 2011b 「清代中期の国際交易と海防――信牌問題と南洋海禁案から」井上徹編『海域交流と政治権力の対応』(東アジア海域叢書2)汲古書院 2011年2月 pp.189-218.
  • 2010a 「朝貢と互市」『東アジア近現代通史 1 東アジア世界の近代 一九世紀』岩波書店 2010年12月 pp.134-153.
  • 2010b 「「華夷変態」後の国際関係」日本の対外関係 6『近世的世界の成熟』吉川弘文館 2010年11月 pp.44-68.
  • 2010c 「元代行政訴訟と裁判文書――『元典章』附鈔案牘「都省通例」を素材として――」『東方学報』京都第85冊 2010年3月 pp.403-441.
  • 2009 「漢人と中国にとっての清朝、マンジュ」 岡田英弘編『清朝とは何か』(別冊『環』16) 藤原書店 2009年5月 pp.94-107.
  • 2009 「中華帝国財政の近代化」『シリーズ20世紀中国史 第1巻』東京大学出版会 2009年7月 pp.121-142.
  • 2009 「广州与长崎 清廷透视中的互市与海外华人」 Evert Groenendijk, Cynthia Viallé, Leonard Bulussé, Canton and Nagasaki Compared 1730-1830 Dutch, Chinse, Japanese Relations, Institute for the History of European Expansion, Leiden, 2009, pp.29-43.
  • 2009 「帝国と互市――16-18世紀東アジアの通交」 籠谷直人・脇村孝平編『帝国とネットワーク――長期の19世紀』世界思想社 2009年11月 pp.30-59.
  • 2008 「宋代以降の死刑の諸相と法文化」冨谷至編『東アジの死刑』京都大学学術出版会 2008年2月 pp.49-108.
  • 2008 「明代中國的禮制霸權主義與東亞的國際秩序」(伍躍訳)『日本中国史研究年刊 二〇〇六年度』上海古籍出版社 2008年5月 pp.230-266.
  • 2007 「清代の互市と“沈黙外交”」夫馬進編『中国東アジア外交交流史の研究』京都大学学術出版会 2007年3月 pp.354-390.
  • 2007 「王朝財政にみる集権と分散」共同シンポジウム「東アジア文明の歴史的特質」報告集 2007年3月 pp.28-36.
  • 2007 「地籍と戸籍と徴税(国際ワークショップ「近代東アジア土地調査事業研究」コメント)」『近代東アジア土地調査事業研究ニューズレター』第2号 2007年3月 pp.96-98.
  • 2007 「《嘉靖四十一年浙江嚴州府遂安縣十八都下一圖賦役黃册殘本》的發現與初歩考析」『日本東方学』第1輯 中華書局 2007年8月 pp.206-221.
  • 2007 「午門廷杖考――明代朝政における暴力と儀禮――」 冨谷至編『国際シンポジウム 東アジアにおける儀礼と刑罰』 2007年9月 pp.109-120.
  • 2007 「十八世紀前半東アジアの海防と通商――信牌問題と南洋海禁案から――」 大阪市立大学東洋史論叢 別冊特集号「文献資料学の新たな可能性③」 2007 年12 月 pp.129-146
  • 2006 「中国近代の財政問題と在華紡」木田知生・檀上寛編『中国人物列伝』恒星出版 pp.305-336.
  • 2006 「徐葆光――琉球を訪れた康煕帝の使節」森時彦編『在華紡と中国社会』京都大学学術出版会 pp.139-156.
  • 2006 「東アジアの一八世紀と「通商の時代」」(公開シンポジウム「一八世紀の秩序問題 第一報告」)『史学雑誌』第114編第12号 pp.90-91.
  • 2006 「三色の筆とXML七変化――校勘の技法――」『漢字と文化』第7号 pp.11-12.
  • 2006 「朝貢と互市――非「朝貢体制」論の試み――」『東アジアにおける国際秩序と交流の歴史的研究』ニューズレターNo.4 pp.16-19.
  • 2006 「>16~18世紀東アジアにおける国際商業と互市体制」『東アジア研究』第46号 2006年11月 pp.3-24.
  • 2005 China’s Frontier Society in the Sixteenth and Seventeenth Centuries, ACTA ASIATICA, No.88, pp.1-20.
  • 2005 「明代中国の礼制覇権主義と東アジアの秩序」『東洋文化』第85号 pp.121-160.
  • 2004 「清朝・朝鮮・對馬――一九三九年前後東北亞細亞形勢――」『明清史研究』第20輯 (韓國)明清史學會創立二十周年紀念國際學術大會 特輯號 pp.87-102.
  • 2004 「清末の外銷経費と地方経費」森時彦編『中国近代化の動態構造』京都大学人文科学研究所 pp.191-224.
  • 2004 「十六世紀中国における交易秩序の模索――互市の現実とその認識――」岩井茂樹編『中国近世社会の秩序形成』京都大学人文科学研究所 pp.99-144.
  • 2003 「清朝に転送された対馬藩主宗義成の書契原本と一六三九年前後の北東アジア情勢」『東アジアにおける国際秩序と交流の歴史的研究』ニューズレターNo.1 pp.8-11.
  • 2003 「大清帝国と伝国の璽」『アジア遊学』第56号 pp.33-41.
  • 2002 「《嘉靖四十一年浙江嚴州府遂安縣十八都下一圖賦役黄册殘本》的發現與初歩考析」地方文獻學術研討會報告論文,漢學研究中心(臺北) pp.1-12.
  • 2002 「会読・電子テキスト・XML」『漢字と情報』5 pp.4-6.
  • 2001 「武進県の田土推収と城郷関係」森時彦編『中国近代の都市と農村』京都大学人文科学研究所 pp.3-32.
  • 2001 「殺人マニア・永楽帝」『月刊しにか』12-8 pp.70-71.
  • 2000 「ある宦官の生涯――宦官小徳張略伝」『月刊しにか』11-11 pp.70-77.
  • 2000 「清代の版図順荘法とその周辺」『東方学報』京都第72冊 pp.381-449.
  • 2000 「嘉靖四十一年浙江厳州府遂安県十八都下一図賦役黄冊残本考」夫馬進編『中国明清地方档案の研究』 京都大学文学部 pp.37-56.
  • 2000 「武進県『実徴堂簿』と田賦徴収機構」夫馬進編『中国明清地方档案の研究』 京都大学文学部 pp.179-200.
  • 2000 「明代『徽州府賦役全書』小考」『’98国際徽学学術討論会論文集』安徽大学出版社 pp.291-304.
  • 1998 「琉球冊封使関係資料情報化の課題」『沖縄の歴史情報研究』沖縄の歴史情報研究事務局 pp.446-461.
  • 1997 「公課負担団体としての里甲と村」『明清時代史の基本問題』汲古書院 pp.181-202.
  • 1997 「騎馬民族にとっての長城」『月刊しにか』8-2 pp.108-113.
  • 1997 「中国に鉄道は必要か――近代中国の社会と論争」『月刊しにか』8-4 pp.56-61.
  • 1996 「十六・十七世紀の中国辺境社会」『明末清初の社会と文化』京都大学人文科学研究所 pp.625-659.
  • 1995 「張居正的財政課題與方法」『日本中青年学者論中国史 宋元明清巻』上海古籍出版社 pp.369-411.
  • 1994 「徭役と財政のあいだ――中国税・役制度の歴史的理解にむけて――」(一)~(四)『経済経営論叢』28-4, 29-1, 29-2, 29-3 pp. 1-58, 1-50, 1-68, 1-88.
  • 1993 「明末の集権と「治法」主義――考成法のゆくえ――」『明清時代の法と社会』汲古書院 pp.167-193.
  • 1993 「清代の戸部――度支部档案について」『中国出土文字資料の基礎的研究』京都大学文学部 pp.77-82.
  • 1992 「中国専制国家と財政」『中世史講座 第6巻』学生社 pp.273-310.
  • 1992 「北京の街」『月刊しにか』3-3 pp.13-20.
  • 1991 「乾隆期の「大蒙古包宴」――アジア政治文化の一こま――」『清朝治下の民族問題と国際関係』京都大学文学部 pp.22-28.
  • 1989 「張居正財政の課題と方法」『明末清初期の研究』京都大学人文科学研究所 pp.225-269.
  • 1983 「清代国家財政における中央と地方――酌撥制度を中心にして――」『東洋史研究』42-2 pp.126-154.