絵画修復への寄付

東日本大震災への対応

漢籍共同研究システムの構築(2021年度)

班長 ウィッテルン・クリスティアン

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東アジア人文情報学研究センターで行った研究班「人文情報学の基礎研究」と「漢籍リポジトリの基礎的研究」の成果などを踏まえて、この研究班は漢字文化圏における漢籍で伝承された文化の総合的な共同研究を支援するデジタル・プラットフォームの構築を目的とする。
このプラットフォームではテキストの解読、翻訳、注釈の作業と同時に、概念や表現などの特徴と関係性を記述し、思想史・概念史上の時代的な変遷や展開を明確化する道具として、ざまざまな研究課題に適用可能にする事によって、漢字文化圏について新たな知見を目さす。
当初のプラットフォームは「漢籍リポジトリ」(https://www.kanripo.org)、「漢學文典」(https://hxwd.org)、「仏教研究知識ベース」など既存のデータベースを統合し、統一の画面からアクセス出来ろようにする。研究班ではそのためのデータモデルやインタフェースを議論し、各班員が持つ特有な研究課題や観点から有意義かつ有益な結果を得るように設計する。
現時点では言語学的やセマンティクスな記述、或いはレトリックに関する分析が可能ですが、次第に新しい分野に拡大する予定がある。

このシステムで作成されたデータや研究成果は査読の上にオープンアクセスで公開する予定である。海外の研究者の参加を可能にするために研究班の開催は原則としてオンラインになり、使用言語は英語とする。

研究期間:2021年4月~2026年3月

班員(学外)

氏名 所属
Harbsmeier, Christoph University of Oslo, Norway
Schimmelpfennig, Michael Australian National University College of Asia and the Pacific, Australian Centre on China in the World
Stanley-Baker, Michael Nanyang Technological University Lee Kong Chian School of Medicine / School of Humanities
Schwermann, Christian Ruhr University Bochum Department of Chinese Language and Literature
Wilke, Tobias Ruhr University Bochum Department of Chinese Language and Literature
Sehnal, David Heidelberg University Center for East Asian Studies
Zádrapa, Lukáš Charles University Institute of East Asian Studies
Plassen, Jörg Ruhr University Bochum Department of Religious Studies

2021年05月31日 更新

班員(所内)

氏名 所属
Wittern, Christian 班長
安岡 孝一
守岡 知彦

2021年05月31日 更新